読了記録 - HUNTERxHUNTER 34

HUNTER×HUNTER 34 (ジャンプコミックス)

HUNTER×HUNTER 34 (ジャンプコミックス)

 

まあ買っちゃうよねという感じ。

登場人物たちが、それぞれちゃんと「当初の想定通りの賢さ」で動くというのは、おそらくこの世のほぼ全てのフィクションで出来ていないことで。

それを作品としての面白さと両立しながら成立させる手腕はまったくもって唯一無二だ。

ああっ女神さまっ 全48巻 感想

1冊が分厚くなった時期(15巻ぐらい)から読まなくなっていて、完結したのでいつか読もうと思っていたのを読んだ。 

ああっ女神さまっ(48)<完> (アフタヌーンKC)

ああっ女神さまっ(48)<完> (アフタヌーンKC)

 

以下ネタバレ込みで色々と感想

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読了記録 - GROUNDLESS 7巻

Kindleで購入。

GROUNDLESS(7) (アクションコミックス(月刊アクション))

GROUNDLESS(7) (アクションコミックス(月刊アクション))

 

今までのようなドラマはなく、戦争をするために戦争をしている風情。
盛り上がりに欠けるが、これはこれで渋い魅力が。

2巻以降、ソフィアの内心はあまり描写されず、外見的に苦しんでる様子は描かれるものの、頭の中の考えは読者の想像に委ねられている部分が大きかったのだが、この巻では進展がある。

とはいえソフィアを人殺しとして糾弾する人達もまた、人殺しチームの一員であるので「そうは言ってもどうしようもないですよね」で止まる話ではある。

この辺の問題は、ユズハとモンドの内心が明らかになると先に進みそうな予感がする。

時々ものすごく頭が大きい絵になるのが気になる。
鳥山明リスペクト的な?

tera04569.blog.fc2.com

全滅脳フューチャー!!!

全滅脳フューチャー! ! ! (幻冬舎文庫)

全滅脳フューチャー! ! ! (幻冬舎文庫)

  • 著者海猫沢 めろん
  • 価格¥ 700(2017/07/09 01:40時点)
  • 出版日2013/04/10
  • 商品ランキング350,036位
  • 文庫381ページ
  • ISBN-104344419987
  • ISBN-139784344419988
  • 出版社幻冬舎

『魔群惑星』『ロードス島戦記』『アルスラーン戦記飛火野耀版『イース』『風の大陸』『人外魔境コブの秘密』『スレイヤーズ』。ファンタジーの世界にいれば心が安らいだ。結婚するならエルフに限る。長生きするから老後も安心。富士見でも『ドラゴンランス戦記』は外人が書いたから読みにくくて途中でやめた。絵も最悪だ。外人は何もわかっていない。けど、レイ・ブラッドベリはなんだかいい。ディックも怪しくてニューエイジの臭いがして良い。海外SFは小難しいことが書いてあるけど、日本の星新一筒井康隆は読みやすくておもしろい。神林長平は深い。

こんなのが主人公なんて。最高だ。

主人公は、フィクションがなければ生きていられなかっただろう過去を思い出す。
それは自分の過去を悔やむわけでなく、自分の不幸を嘆くわけでなく、ただ自分の人生を眺めているだけの行為で、それがとてもリアルだ。

当時の日本において、CDやマンガ以外のアニメグッズを取り扱っているショップというのは非常に少なかった。各地方都市にひとつもなかっただろう——だが、幸か不幸かこの町には、最強のアニメグッズショップが存在していた。
文化のない場所にいきなりそんなものが存在しているというのは、当時の私にとっては鮫だらけの海に生肉が浮かんでいるのと同義だった。

そうなんだよ。なんでアニメイトはあんなに変な所にあったんだ。
まんがの森も相当あったけど、アニメイトの空気の読めなさの前には霞んでいた。
葉鍵が流行って、エヴァが再評価されて、オタク業界全体が盛り上がるのに合わせてゲーマーズとかと一緒にだんだん駅前に近づいて来るのも面白かった。

 

シンさんとの交流を思い返すというテーマで、1つの作品としてしっかりまとまっているのも素晴らしい。

メモ: Kindle化されていないので、しばらく買わずにいた後Amazonで購入し、さらにその後積んでいた本。電子化済み。

読了記録 - BUDDY DOG

 

バディドッグ 1 (ビッグコミックス)

バディドッグ 1 (ビッグコミックス)

 

中年のサラリーマンがアイボに脅迫されて一緒に生活する話。
アイボの中身は、人間相当の思考を行うコンピューターで、金融機関のデータも見れる超性能。

未知の生命体に脅迫されて、一蓮托生の関係になるという話の流れは寄生獣に似ている。
しかし設定は寄生獣の正反対。

生命(寄生獣) <-> 機械(バディドッグ)
戦闘能力高(寄生獣) <-> 戦闘能力低(バディドッグ)
生活能力なし(寄生獣) <-> 金融取引で大金持ちになれる(バディドッグ)

物語の流れも、寄生獣のように大きな出来事が連続して起こっていく感じではなさそうで、日常ものっぽく小さい出来事を繰り返す感じ。

読了記録 - 国民クイズ、トップウGP、真説 ザ・ワールド・イズ・マイン

 

国民クイズ  上

国民クイズ 上

 
国民クイズ 下

国民クイズ 下

 

「あの時代(バブル)」を知らないとよく分からないであろう漫画。

登場人物たちの「不幸」と「幸福」の境目が、現代日本人の目から見ると理解し難く、ギャグとして成立していない。

あとクイズ番組で賞品を貰う所を見て興奮する習慣も今では無くなってしまった。
というかなんでバブル期のTVはあんなにクイズが好きだったんだ?不思議だ。

 

トップウGP(1) (アフタヌーンKC)

トップウGP(1) (アフタヌーンKC)

 

本当にバイク書くのがうまいなあって思う。
バイクレーシングの絵を見るためだけに買って良い。

ストーリーが、バイク好き向けのハイコンテキストな内容になっており、バイクに興味がない人には勧めにくい。
サーキットでクルマを走らせると楽しい、サーキットで走りたい……そんな認識を持っている人、今どきは結構少ないんじゃなかろうか。ソレに共感できないと、話の内容が無価値になってしまう。

 

真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 (ビームコミックス)

真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 (ビームコミックス)

 

おそらくKindleの容量制限が原因だろうが、1冊が3分割されて販売されていて。
しかも3分割された3冊の表紙が同じ絵柄という信じられないぐらいクソな形態。

そのせいで、Kindleのライブラリを開いても次に読めばいいのがドレなのかサッパリわからない。
元々漫画向きではないKindleライブラリのユーザインタフェースと合わさって最悪である。ジャンプコミックスは、右端に巻数を示す欄があって素晴らしい。

読了記録 - 背筋をピン!と 2巻まで

無料で2巻まで読んだ。 

ご多分に漏れず、ボールルームへようこそ が面白かったのでその流れで読んだ。
可愛い女の子と一緒に未経験の部活に飛び込む、王道の少年スポーツ漫画。

主人公に特殊な才能を付与せず、普通に頑張らせていて微笑ましい。
ウリナリ芸能人社交ダンス部 - Wikipedia を見ているような気分。