全滅脳フューチャー!!!
『魔群惑星』『ロードス島戦記』『アルスラーン戦記』飛火野耀版『イース』『風の大陸』『人外魔境コブの秘密』『スレイヤーズ』。ファンタジーの世界にいれば心が安らいだ。結婚するならエルフに限る。長生きするから老後も安心。富士見でも『ドラゴンランス戦記』は外人が書いたから読みにくくて途中でやめた。絵も最悪だ。外人は何もわかっていない。けど、レイ・ブラッドベリはなんだかいい。ディックも怪しくてニューエイジの臭いがして良い。海外SFは小難しいことが書いてあるけど、日本の星新一と筒井康隆は読みやすくておもしろい。神林長平は深い。
こんなのが主人公なんて。最高だ。
主人公は、フィクションがなければ生きていられなかっただろう過去を思い出す。
それは自分の過去を悔やむわけでなく、自分の不幸を嘆くわけでなく、ただ自分の人生を眺めているだけの行為で、それがとてもリアルだ。
当時の日本において、CDやマンガ以外のアニメグッズを取り扱っているショップというのは非常に少なかった。各地方都市にひとつもなかっただろう——だが、幸か不幸かこの町には、最強のアニメグッズショップが存在していた。
文化のない場所にいきなりそんなものが存在しているというのは、当時の私にとっては鮫だらけの海に生肉が浮かんでいるのと同義だった。
そうなんだよ。なんでアニメイトはあんなに変な所にあったんだ。
まんがの森も相当あったけど、アニメイトの空気の読めなさの前には霞んでいた。
葉鍵が流行って、エヴァが再評価されて、オタク業界全体が盛り上がるのに合わせてゲーマーズとかと一緒にだんだん駅前に近づいて来るのも面白かった。
シンさんとの交流を思い返すというテーマで、1つの作品としてしっかりまとまっているのも素晴らしい。
メモ: Kindle化されていないので、しばらく買わずにいた後Amazonで購入し、さらにその後積んでいた本。電子化済み。