読了記録 - 国民クイズ、トップウGP、真説 ザ・ワールド・イズ・マイン
「あの時代(バブル)」を知らないとよく分からないであろう漫画。
登場人物たちの「不幸」と「幸福」の境目が、現代日本人の目から見ると理解し難く、ギャグとして成立していない。
あとクイズ番組で賞品を貰う所を見て興奮する習慣も今では無くなってしまった。
というかなんでバブル期のTVはあんなにクイズが好きだったんだ?不思議だ。
本当にバイク書くのがうまいなあって思う。
バイクレーシングの絵を見るためだけに買って良い。
ストーリーが、バイク好き向けのハイコンテキストな内容になっており、バイクに興味がない人には勧めにくい。
サーキットでクルマを走らせると楽しい、サーキットで走りたい……そんな認識を持っている人、今どきは結構少ないんじゃなかろうか。ソレに共感できないと、話の内容が無価値になってしまう。
真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 (ビームコミックス)
- 作者: 新井英樹
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/08/31
- メディア: コミック
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おそらくKindleの容量制限が原因だろうが、1冊が3分割されて販売されていて。
しかも3分割された3冊の表紙が同じ絵柄という信じられないぐらいクソな形態。
そのせいで、Kindleのライブラリを開いても次に読めばいいのがドレなのかサッパリわからない。
元々漫画向きではないKindleライブラリのユーザインタフェースと合わさって最悪である。ジャンプコミックスは、右端に巻数を示す欄があって素晴らしい。