最高の "Mother的RPG" - Undertale

以下は1年半前ぐらいに書いたやつ。

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大きな話題を呼んだRPGであることは知っていたのだが、Twitch で戦闘シーンをいくつか眺めた後、興味を失っていた。

しかし自分は「すぎる」という人のゲーム実況が好きで……そこからゲームを眺めていたら、Asgore 王に会いに行く所の演出にやられた。
最高にいいと思ったので、買ってプレイすることにした。

以下ネタバレ全開。ついでに自転車創業のゲームネタを含む。

 

 

リリース時にプレイしなかった理由

まず最初に、リリース時にプレイしないことを選んだ理由なのだが……戦闘のアクション要素がいらないな、と思ったから。
こういうのを誰でもクリアできるように作ると、(自分には)簡単すぎて退屈なゲームになる。
そしてこのゲームは、誰でもクリアできるように作られていそうだった。

スーパーマリオRPG」や「トマトアドベンチャー」なんかがそういうタイプ。

退屈だった?

実際にプレイしてみると、全く問題なかった。
経験値稼ぎのようなものを「ほぼ」要求されないため、ドンドン進んでいける作りになっている。

そしてこのゲームのアクション要素は、新しい敵に会うたびにこっちを驚かせてくれる。
「ほぼ」簡単だったけど、退屈は全くしなかった。

TP -> Gルート

TPルートとGルートが断絶していないのが、自分にはミスジャッジに見える。

ラボ地下で “Frisk” なる人物が登場するタイミングからして、TPルート後に「押すなよ!絶対押すなよ!」とFlowlyちゃんに言われつつリセットしてGルートで真相に近づく、という構成なんだと思うのだが

TPルート中に、それを匂わせる必要はあっただろうか?

先に書いた通り、自分は Asgore に会いに行く所が最高に好きなんだけども、この構成のお陰でスキッとしない。

Gルートの匂いが、ソウルレスでもない他のルートに染み渡っているのが気に入らない。

あのすば

アレとソレが断絶している、最高の作品といえば

あの、
素晴らしい
 をもう一度

なので、Undertaleプレイヤーはぜひやろう!

どうでもいいけど今どき「あのすば」と書くと「この素晴らしい世界に祝福を! 」にしか見えない。