史群アル仙のメンタルチップス

先日初めて中野ブロードウェイに赴き、なんで自分はいままで一度もここに来なかったのだろうと思ったりしていた時に、タコシェという本屋で見かけて気になった人の作品。

タコシェ | 自主制作本, 書籍, CD, 映像, 絵画, 雑貨 | TACO ché

自叙伝漫画としては「失踪日記」以来の大当たりだった。 

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所感書き出し - この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

一通りクリアしたのでダラダラと所感を残す。
????ルートについては一言も語りたくない。

菅野ひろゆき氏の作品は、主人公がプレイヤーへの説明がてら面白いことを言うのが特徴だが、今見ると古いネタが多い。
ワイドテレビは画像を横に引き伸ばしているだけで意味が無いとか、ワープロで感熱紙に印刷したとか、最近の子わかるのかな。

神奈のネックレス大きすぎない?

喫茶店EVENINGで鳴沢唯のテーマが聞けない、なんてことが気になるのに驚く。
どうでもいいんだけども。自分はPC-98版しかやったことがない(サターン版を知らない)ので、その辺で無駄に違和感が大きくなっている可能性はある。

要領よく進めてやろうと思っていたが、なんとなく美月ルートに進んでしまって
流石に分岐の詳細まではよく覚えていないなと思う。いきなり真由美ルートに行って、
超念石を最短で取るのが早かったような記憶があるのだが。

でも宝玉の数が多いので簡単。

オヤビンの発音はとても良いな。

絵里子先生とニャンニャンする謎ロッカーはキスするだけの普通ロッカーになっていた。
というか元々無理矢理エロシーンをぶっこんでいたのだろうな。当時からどんなロッカーなのだと違和感しかなかった。

絵里子先生のタバコに関するふざけた推理が無かったような……どんな台詞だっけ
→別ルートで見れた。

そういやあ夏休み中の話なんだよなあ。

タイトルメニューから「スタート地点から」を選べるのわかりにくい。気づかない人いそう。

CGがツルツルしているの嫌。という感覚、どれぐらいの年代の人に伝わるんだろう。

親父の顔をはっきり書き過ぎでは。なんか笑える。
インディ・ジョーンズのショーンコネリーみたいなシルエットでゴマかしておけばいいのに。

亜由美さんの研究室に、屋敷と剣の岬のトンネル図があった気がするが無い。
違うルートだと見れるんだっけ?
→見れた

エンディングの名前が見れる(自分はPC-98版しかやったことがない)
端的に「自殺エンド」なのはわかる。
その対が「愛欲エンド」なのはどうか。せっかく(?)濡れ場を削除したんだから爽やかな雰囲気にしてくれていいのに。

ヤクザの顔が安定してねえ。
98版のコテコテっぷりでもあれだが。

ノートPC入手。メモリの容量をカウントするこの挙動、ぜってえわかんねえ今どきの人

お絵かきロジックがめんどい
当時「マリオのピクロス」がスマッシュヒットを飛ばす直前だった。
お絵かきロジックのブレイクの前後で、難易度が大違いであった。ついでに自分は16進法も覚えた。アホである。

神奈ルートの「私は、石を・・・・見つけない・・・・と・・・・。」のシーン、立ち絵に〇〇が付いててああああああああ! と他人事ながら頭を抱える。

声が出ない状態のセーレスにボイス付ける必要あった?

個別エンドを示すマークがつくようになってて、○○編をクリアすれば必ず気づくようになってる。
当時設定資料集を見るまで見つけてなくて、100%にしたのになんだよこれはと驚愕した。

最強装備で100%にする作業中、澪のメモ帳を使わずクリアしていたことに気づく
メモ帳を渡さずに澪ルートに入っても、澪の家で鉛筆の記載を汚したことについて主人公が慌てるシーンは入る。うーんPC-98版からそうだったのかも?

移動時のメッセージがルートごとに未読扱いなのめんどい。

音楽室で「地図には記録されないエンディングよ・・・・。」と真由美さんに言われたが、表示はされてるな。
ていうかー、もしかしてエンディングを見ないでここに来ないと一生見れないテキスト+ボイスがあるのん? まあ聞きたくもないが。

面白かったWeb記事

jp.automaton.am

nlab.itmedia.co.jp

 

漫画の中の怪演 - ザ・ファブル

1巻無料なので読んでみて、続けて最新刊の10巻まで読んだ。いや面白くて驚いた。

まず3巻ぐらいまでの感想。

自分はこういうジャンルのフィクションが好きでない。以前「新宿スワン」を途中まで楽しく読んでいたのだが、「でも実際のこういう人たちは、こんなイイ顔してないよね」「カッコいいのはフィクションの世界の中だけだよね」という気分になって途中から面白く感じなくなった。

自分にはアウトローに対する共感の気持ちがないのだろう。

しかしこの作品ではそういう気分にならなかった。
ジャンルの好みを超えて魅力が伝わってくる。大御所俳優の名演を見ているようで、登場人物の立ち振る舞いそのものに大きな魅力がある。

登場人物たちの「とあるコメディアンがとても好き」「酔い潰れてだらしなくなった男に魅力を感じる」などの設定も見事だ。漫画的で、それでいて人間くさい。 

4巻ぐらいからのミサキ編の感想。

ムショ帰りの粗暴な暴力団員が、周りの静止を聞かず筋の通らないことをする、そしてその報いを受ける、というベタな話なのだが。

かかわる人間たちが不自然に少人数になることもなく、それでいて大立ち回りのシーンで分かりにくくなったりする事もなく、構成力の高さに舌を巻く。
はっきりとしたエピソードの切れ目がなく、ファブルが淡々と生活していく話の進み方なのも渋くてカッコいい。

主人公が秋刀魚を焼いてニヤッとするだけで面白いのはズルイ。

7巻ぐらいからの感想

主人公が猫舌な理由を見て戦慄する。
ほんとうにそんな理由で猫舌になるものなのかは知らないが、とにかくすごい説得力だ。面白い。

山篭りを通して、主人公ファブルがいかに凄いかが語られる。
空手家なんかが山篭りをしてパワーアップする漫画を今までいくつか読んだことがあるが、ここまで説得力を持つ作品を他に読んだことはない。

佐藤洋子が出てくるだけで笑ってしまう。
特定のお笑い芸人を好きになった人は、その人が壇上にいるのを見ただけですぐ笑い出す状態になってしまうそうだが自分が今そんな感じ。

9巻ぐらいからの感想

社会派のようでいてそうでもないバランス感覚に安心する。
続きが楽しみ。

極限脱出 9時間9人9の扉

極限脱出 9時間9人9の扉

極限脱出 9時間9人9の扉

 

 前から気になっていた作品をSteamのサマーセールで購入。

「見知らぬ人間同士が、何者かに密室に連れ込まれて……」という系統の作品としては大分オーソドックスで、その手の作品が好きなら全編通して安心して(?)プレイできる。

「前回のゲームに参加していた人」とか「記憶喪失の人」とか「俺は帰らせてもらう!的なことをいいつつ死ぬ人」とか出てきて、実に安心(?)である。

気になっていたのに今までプレイしなかった理由はそれで、多分(自分にとっては)普通だろうなという予感が強かった(そしてその予感は当たった)

シナリオ分岐を辿るうちに、だんだんと謎が解き明かされていく作りは中々見事なもので、この手のアドベンチャーゲームにありがちなSFに食い込み気味の設定もよく出来ている。
ただ自分は何を見ても「それ古典SFにありますよね」と言いたくなる病気に罹患しているため驚きはなかった。

以下、大したことのないネガティブな感想。
備忘録的に書きだしたもので、購入の判断には含めなくていいレベルのもの。

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