あの、自転車創業を もう一度 - OneShot

いつかのSteamセールで買ってたOneShotをプレイ。
いやーこういう自転車創業 - Wikipediaみたいなゲーム好き。

(下記のAmazonリンクはオリジナルサウンドトラック) 

Oneshot: Solstice (Original Game Soundtrack)

Oneshot: Solstice (Original Game Soundtrack)

 

 以下軽いネタバレ込みでの感想

太陽のない世界を救うドット絵ツクール系RPGということで、Undertale - Wikipediaを連想するのは当然だが、似てない。

先に書いたように、自転車創業のゲームに近い。
戦闘が無いRPGで、謎解きのガジェット重視で話は進み、分からなければ詰まる。

謎解きの難易度は 自転車創業ほどではなく、万人にお勧めできる範囲。
代わりに自分のようなプレイヤーにとってはヌルゲーだが……

でも地面にあるクローバーが〇〇になるところは歯ごたえを感じた。というかしばらくわからなかった。
類似の問題が過去にあったので、似たような解き方だろうという所までは気づいていたのだが。

メタ・フィクションとして綺麗に理論を構築してあって、そこは素晴らしいところでもあり、自転車創業のゲームのように、ストーリーが淡泊だと感じられるところでもある。

最後のお別れの演出の素晴らしさは突出している。

プログラマと、(プログラム)コードの関係を、母子のような関係として捉えて世界が構築されている。OneShotのメインテーマは一見、第四の壁 - Wikipediaであるかのように見えるが、私はSFにおける世界創造の物語の現代版であるように感じた。