中二病なんて言葉がなかった、あの頃の子供達の幻想と付き合い - GOGOモンスター

Kindle版の値引率が高かったので衝動買いした。

傑作「ピンポン」完結の興奮冷めやらぬ時期に発売された本。
「ピンポン」で松本大洋のファンになった人達は、あまりにもエンタメ路線から離れたこの本に若干引いていたのをよく覚えている。自分も引いていた。
ついでに値段にも引いていた。金のない学生だったのだ。

窓ガラスについた水滴を見るシーンが好き。
自分も幼いころ、車のワイパーで吹かれる水滴を見て物語を想像していた。